タイのLCC(格安航空会社)ノックスクートは会社を清算すると発表、従業員は解雇されました。
タイの航空会社の経営破綻は、タイ国際航空に続き2社目です。
ノックスクートは、バンコク・ドンムアン国際空港を拠点とするLCC(格安航空会社)で、ノックエアとシンガポール航空系列のLCC(格安航空会社)スクートの出資で2014年にの設立された航空会社です。

これを見た時は、シンガポール航空系列のLCC(格安航空会社)スクートが会社清算を発表したのかと勘違いして驚いてしまいました。
スクートは、日本でもおなじみの航空会社で、JTBの格安台北ツアーなどの標準プランはスクート利用が基本です。
ノックスクートも、東京(成田)、大阪(関西)、札幌(新千歳)~バンコク(ドンムアン)線を就航していました。
ノックスクートは2014年の設立から通年黒字が1度もなく、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、今後も事業の回復と持続可能な成長が見込めないとの判断です。
タイの労働法を遵守する形で、425人の従業員が解雇されており、清算手続きのため少人数の従業員が業務を継続しています。
詳細は、こちらでご確認ください。→ BOARD OF DIRECTORS PASS RESOLUTION TO LIQUIDATE NOKSCOOT
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