「茨城~上海間が片道4000円」という運賃の中国・春秋航空が就航したかと思えば、ANAも関西国際空港を拠点にしたLCC設立を発表、2011年度から運行を始めます。
そして12月には、羽田~クアラルンプール間を、格安航空の雄であるエアアジアXが就航します。
最も安い運賃は片道5000円と、まさに激安です。
これら激安運賃が売りの格安航空が増えると、わざわざJALやANAなどのマイレージをためて使う必要性は薄れます。
格安航空会社(LCC)がこれだけ台頭してくると、将来的にはマイルをためるよりも、LCCを選ぶほうが得になるのではないでしょうか?と疑問も出てきますが、そうでもないようです。
LCCは、予約方法や運航スケジュール、空港へのアクセス、機材などは、運賃の安さとトレードオフの関係にあり、サービスレベルが落ちます。
現在でも、観光用途では受け入れられてもビジネス用途には向かないとユーザーが判断し、使い分けをしているようです。
路線についても、すみ分けがされています。
国内線や近距離国際線はLCCのビジネスモデルに向いていますが、長距離の国際線を手がけている会社は少ないのです。
一方、日本―ヨーロッパ、北米間などの大陸間の長距離国際線は、依然としてマイレージを採用している既存タイプの航空会社が圧倒的に多いのです。
また、この区間でのマイル積算数は割引運賃を利用しても大きく、たとえ搭乗回数が少なくとも特典交換できるぐらいのマイルが獲得できます。
それもあって、ここしばらくはマイレージをサービスの主軸に置いた従来の航空会社が勢力を維持すると思われます。
いずれにせよ、ビジネス(会社のお金)で行くなら格安航空会社(LCC)をあえて選ぶ理由はないですよね。
出張でマイルを貯めて、家族旅行で使う。
これがマイレージの基本です。
以前渡しもイタリア出張のチャンスがあったのですが予算が厳しく行くのを断念したのですが、
その時の私の上司は何を考えているのか正規料金のビジネスクラス(約80万円)で行ったのです。
エコノミーなら4人行けたのに。
そんなお馬鹿がいるからビジネス客が一番儲かるのですね。
このご時世ですから私の会社はビジネスクラス使えなくなりました。
そうなると航空会社はエコノミークラスと名のついた新しいビジネスクラスみたいなものを作るのです。
名前だけで、ビジネスではなくエコノミーなら金額関係なく経費で落ちるのです。
なので、マイレージはなくならないと思います。
詳細はこちらでご確認ください。→ 格安航空会社の台頭でマイレージは死ぬのか?
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