エアアジア・ジャパンは、事業を停止することを国土交通省に届け出たと発表しました。
エアアジアは、ANAとの合弁でエアアジア・ジャパンを就航したのですが、2013年10月に運航を終了、これがエアアジアの1度目の撤退です。
エアアジア合弁との解消となり、ANAは2013年12月に「バニラエア」として再スタートし、その後ピーチと統合されました。
現在のエアアジア・ジャパンは、楽天などの出資で、新規「エアアジア・ジャパン」として日本路線に参入。
運航開始から3年1カ月で事業廃止、2度目の撤退となってしまいました。

新型コロナウイルスの影響で利用客が激減してしまった事が原因です。
アアジアグループも経営が悪化し、エアアジア・ジャパンを支援することが出来ないとの事です。
エアアジア・グループ関連企業のエアアジア・エックス、タイ・エアアジア・エックス、タイ・エアアジア、エアアジア・フィリピンの日本路線への影響なく、日本への出入国制限が緩和され次第、運航が再開される予定。
また、中部空港は、エアアジア・ジャパンの事業展開を前提に、LCC専用の第2ターミナルを建設(2019年9月20日に開業)しています。
それなのに、エアアジア・ジャパンが撤退してしまうので、空港運営の見直しが必要。
今回のエアアジア・ジャパンの事業撤退は、新型コロナの影響での国内航空会社として初めてのこと。
この状態が続いたら空港も危ない感じですね。
詳細はこちらでご確認ください。→ AirAsia Japan: Announcement of Cessation of Operations
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