JAL系列のLCC「ZIPAIR Tokyo」が、「乗客ゼロ」の貨物便として初就航しました。
JALが、ANA系列のピーチに対抗して、100%出資で作ったLCC(格安航空会社)の「ZIPAIR Tokyo(ジップエア トーキョー)」です。
2020年6月3日、旅客機仕様の貨物専用便が、東京(成田)バンコク(スワンナプーム)線に就航しました。

当初の予定では、
2020年5月14日に、東京(成田)~バンコク(スワンナプーム)線に就航。
2020年7月1日に、東京(成田)~ソウル(仁川) )線に就航。
そして、2020年冬ダイヤからは、東京(成田)~ホノルルに就航予定と、期待大のLCC(格安航空会社)だったのです。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、旅客便就航のめどが立たず、会社設立後初めての運航が貨物便となってしまいました。
本来なら、東京オリンピックが開催される2020年。
その需要を見込んで2020年5月14日に新規就航のはずだったのですが、時期がずれ込み、2020年6月3日乗客ゼロの貨物専用便としてのスタートとなってしまいました。
それでも、新規就航し会社はスタート。
2020年10月以降の東京(成田)~ホノルル線、2021年度以降には、北米路線への就航を目指しているとの事です。
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