ANAはなぜ、こんなにてストライキを行うのか?
2009年に入って子会社がストライキを2回、ここ数年ストライキを繰り返しています。
いったい、何が起こっているのでじょうか。
ANAはの前身は1952年(昭和27年)12月、東京を拠点にヘリコプターでの宣伝活動を目的として設立された日本ヘリコプター輸送株式会社(日ペリ)と、同じ1952年12月設立で大阪を拠点に西日本方面の航空路線を運営していた極東航空株式会社だそうです。
1957年(昭和32年)12月に日ペリを全日本空輸と改称し、極東航空が1958年(昭和33年)3月まで段階的にそれへ合併を行う形で成立したそうです。
2レターコードの"NH"は、元の社名である「日本ヘリコプター輸送(Nippon Helicopter)」だそうです。
このままANAの歴史を書いてもしょうがないので終わりにしますが、現在に至るまでには、合併を繰り返し事業とその路線網を拡張し当時の日本航空や東亜国内航空を上回る路線規模の航空会社となったそうです。
ここで、今回のストライキを行った会社を調べてみると、「エアーニッポン(ANK)」「エアーセントラル」「エアーニッポンネットワーク」「エアーネクスト」の4社の労働組合です。
ANAは、ひとつの会社に見えていまだにいくつもの会社の集合体で、それぞれに労働組合もあるのです。
よく調べてみると、ANAグループ内の「本体」と「子会社」の待遇格差はびっくりです。
まるで正社員と派遣社員くらいの差があるそうです。
ANAの有価証券報告書によると、08年3月31日時点でのANA本体運航乗務員(パイロット、平均年齢44.5歳)の平均年収は約2200万円。
4組合のうちのひとつであるエアーニッポン(ANK)乗員組合(福岡市)によると、グループ会社副機長の平均年収は約800万円で、機長でも約1100万円。
その格差は、3倍です。
ANAは09年1月30日、09年3月期の決算が6年ぶりの赤字に転落する見通しを発表したばかり。
100億円の経常損失と90億円の純損失を見込んでおり、人件費削減などのコスト削減策を進めていく考えだそうです。
このような状況で、痛い目を見るのが、今話題の派遣社員の解雇のごとく子会社に回ります。なので子会社の待遇アップのためのストは今後も減らない可能性があるそうです。
詳細はこちらでご確認ください。→ANAに何が起きているのか 繰り返される子会社のストライキ
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