この事故は、台湾桃園国際空港から羽田空港に向かっていたVエア(台湾を拠点とするLCC)の機内で起きました。
これは、蘋果日報が5月7日に報じたニュースです。
乗客が手荷物として機内に持ち込んだモバイルバッテリーが発火したのです。

事故が起きたのは、ZV252便(エアバスA320型機)で、離陸から約30分後(現地時間午後10時55分頃)にモバイルバッテリーが発火。
大事にはならず、火はすぐに消し止められましたが、安全のためZV252便は桃園国際空港に引き返しました。
着陸後の検査で機体に損傷はないことが確認され、乗客161名は別便に乗り替え、約4時間遅れ(日本時間7日午前6時過)で羽田空港に到着しました。
国際民間航空機関(ICAO)は、旅客機でのリチウムイオン電池の貨物室への預け入れを4月1日から禁止しています。
ですが、乗客や乗務員が手荷物として機内に持ち込むリチウムイオン電池は対象外なので、従来通りパソコン、携帯電話、デジタルカメラの持ち込みは可能。
ANAが定める手荷物の取り扱いを見てみると、リチウム電池持ち込みに関しては個別ルールがあり、リチウム電池はリチウム含有量が2g以下のもの・リチウムイオン電池(バッテリー)はワット時定格量が100Wh以下のものは機内持ち込みOKですが、預け入れは禁止になっています。
このような事故が起きると、さらに細かいルールが適用されそうで、モバイルバッテリーの機内持ち込みは注意が必要ですね。
詳細はこちらでご確認ください。→ 威航驚傳行動電源座艙起火意外 赴日班機深夜折返桃園
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