会社更生手続き中の日本航空(JAL)は、提携する米アメリカン航空(AA)との間で、乗り継ぎ便拡大や運賃共通化など共同事業を始めると発表しました。

対象路線のスケジュールの調整や運賃の共通化、共同マーケティング、共同サービス、共同営業などを実施する計画です。

JAL社長の大西賢氏は、「日米間のオープンスカイにより増便や新規就航が容易になり、事業計画の柔軟性が増すことになるが、競争も激化する」とし、共同事業によって「競争力を強化して迎え撃つ」と説明しました。

また、AA社長のトーマス・ホートン氏も「ワンワールドメンバーが一丸となることで、より良いサービスと競争力をもってアジア/北米間を結ぶことが可能になった」とし、「共同事業は、両国の経済と市民に恩恵をもたらす」と強調しました。

共同事業の対象路線は、日米間の10路線のほか、中国政府の認可が得られれば、北京/シカゴ、上海/シカゴ、上海/ロサンゼルスの3路線をも含めたアジア/北米間の全路線です。

また、両社の太平洋路線に接続する北米域内線とアジア域内線も対象となります。

2011年夏スケジュールから対象路線の運航スケジュールを順次変更。

例えば成田/シカゴ線では、成田発時間が早い便をより早く、遅い便をより遅く設定することで各便の特徴を明確化します。

これにより、シカゴでの乗り継ぎ利便性も向上。

例えばJL便でシカゴ到着後、3時間以内で乗り継ぎ可能な便は43路線45便から45路線47便となるのです。

シカゴ空港でのJL出発便の利用ターミナルをターミナル5からAAと同じターミナル3に変更することで、JLの成田便に2時間以内に乗り継ぎ可能なAAのシカゴ着北米線も、22路線22便から42路線44便に増加します。

さらに、AAのダラス線では成田着時間を調整し、到着後に乗り継ぎ可能な日本国内線とアジア路線が5路線から13路線に増加。

ロサンゼルスとサンフランシスコ、バンクーバーの西海岸路線やニューヨーク線もスケジュールを調整するほか、コードシェア運航も羽田/シンガポール、羽田/香港、成田/バンクーバーの3路線を追加して利便性を向上させます。

運賃では、共同事業の開始に先駆けて、2011年2月から3月の旅行で利用できる日本発の共通運賃「JAL/AA エコノミースペシャル」を設定し、1月11日に販売を開始。

往路はJL便、復路はAA便といった旅程を利用できるもので、例えば東京発着のロサンゼルスとサンフランシスコでは燃油サーチャージ込みで6万9000円となります。

マイレージの共同プロモーション、ウェブ予約やウェブチェックインの利便性向上、空港ラウンジの共有、財務やサービス、整備面でのノウハウの共有なども進める計画だそうです。

詳細はこちらでご確認ください。→ JLとAA、4月1日に共同事業開始へ-競争力強化ねらいスケジュールや運賃調整

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