航空会社がマイレージや共同運航などで連携する航空連合の間で、アジア系航空会社の争奪戦が熱を帯びているそうです。

各グループとも、成長市場・アジアの需要取り込みに力を入れており、アメリカン航空が日本航空(JAL)の支援を強めるのもその一環です。

米デルタ航空などが加盟する航空連合「スカイチーム」(加盟13社)は、ニューヨークで開いた理事会で、エールフランス出身のマリ・ジョセフ・マレ常務理事がアジア重視の方針を鮮明に、「さらにアジアの航空会社を加え、アジアの航空連合として成長させたい」とのことです。
6月にベトナム航空が加盟してアジア勢は3社。アジア勢6社を擁し、航空輸送規模(旅客数×輸送距離)シェア首位の「スターアライアンス」(同28社)を追う構えだそうです。

スカイ陣営は4月、中国3位の中国東方航空(上海)の加盟を決めました。
既に同最大手の中国南方航空(広州)が加盟。
同2位の中国国際航空(北京)はスター陣営に加盟しており、業界関係者によると、東方はスカイ陣営と2年ほど前から水面下で折衝する中で、「南方と連携を深め、中国国際に対抗する」という戦略を固めたということです。

一方、シェア3位でアメリカンが加盟する「ワンワールド」(同11社)は、アジア勢が日本航空(JAL)とキャセイパシフィック(香港)の2社です。日本航空(JAL)を失えば、アジアを巡る競争で他陣営に完全に水をあけられてしまいます。
米デルタ航空は昨秋、日本航空(JAL)に支援を持ちかけたが、アメリカンは経営ノウハウの提供などで、必死に提携維持を図りました。

日本航空(JAL)は、ワンワールド陣営からスカイ陣営に移籍すると、作業に1~2年かかることなどから、デルタへの乗り換えは困難と判断。
国土交通省の前田隆平航空局長は「なるべく早い再生のためにワンワールドを選んだ判断は正しい」と支持したそうです。

日本航空機開発協会の予測によると、航空旅客市場でのアジア太平洋地域のシェアは、09年の26%から20年後は32%に上昇。北米は30%から25%に、欧州は28%から24%に低下する見通しで、アジアは北米地域を抜いて首位に浮上するそうです。

各航空連合は、アジアでの存在感が将来の収益力を左右することになるとみているのです。

詳細はこちらでご確認ください。→ <航空連合>成長市場アジア狙い争い激化
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