今月1日付でJALの会長に就任した稲盛和夫氏、報酬ももらわないそうですね。
ですがそれにはワケがあったようです。
京セラの次に第二電電のDDI(現KDDI)を手掛けた稲盛氏が3番目に取り組んだのが、ウィルコムの前身であるPHS事業のDDIポケットです。
DDIポケットは、1994年に日本でPHSサービスが始まる際、DDIと親会社の京セラが出資して設立されました。
2000年にDDIが合併しKDDIになったのに伴い、DDIポケットはKDDIの子会社に組み込まれました。
しかしKDDIは携帯電話事業(au)を主力に置くため、PHS事業を切り離しました。
これで、ウィルコムは外資に買収されたと思っていたら京セラがまだ絡んでいたのです。
京セラはと米投資ファンドのカーライル・グループで、DDIポケットをKDDIから2200億円で買収したのでした。
稲盛氏がJALの「再生請負人」を引き受けたのは、ウィルコムを意識してのことだそうです。
稲盛氏がJALの会長を引き受けたのは、民主党に貸しをつくることで、支援機構によるウィルコム支援を確実なものにする狙いがあったのではないかと言うことです。
つまり、稲盛氏のJAL会長就任と、支援機構によるウィルコム支援はワンセットということだそうです。
詳細はこちらでご確認ください。→ Business Media 誠:稲盛氏会長就任のウラ事情 JALとウィルコムの意外な関係 (1/2)
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